OBD 検査モニタリング会議レポート

🛠 OBD 検査モニタリング会議(3月5 日)レポート

 

OBD検査対象車種が拡大し、2023年10月以降 83,606台 の検査が実施されました。不適合の主な要因として、安全系のDTCが最も多く報告されており、特に以下の点が指摘されています。

 

🔹 カメラ、ミリ波レーダー、コントロールユニットの故障
🔹 センサーの通信途絶

 

また、一部の Microsoft Surfaceなどキーボード設定が異なるPCやタブレット において、二次元バーコードを使用して車両情報を入力すると、「OBD検査不要」と誤表示されるケースが確認されています。

 

さらに、車検証に「OBD検査対象」と記載されていても、以下の条件を満たす場合は OBD検査アプリでは「検査不要」と表示されます。

 

型式指定取得から2年が経過していない
初年度登録年月の前月末日から10か月を経過していない

 

この表示は 正しいもの なので、車検証上で「検査必要」と記載があっても、アプリの「検査不要」に従って問題ありません。

 

📢 スキャンツール補助金 最新情報

 

昨年末に補正予算で決定された スキャンツール補助金 については、まだ詳細が発表されておらず、4月以降に公表される見込み です。

 

OBD検査の義務化が進む中で、スキャンツールの導入を検討されている方も多いかと思います。今後、新たな情報が入り次第、随時ご案内いたしますので、ご関心のある方はぜひ引き続きご注目ください。